杏美し

杏の花を緋寒桜の花を見に行こうと思うも、なかなか動き出せなかった。やっと散歩には出たが足取りが重くて、どうして私はこんな不安に圧されているのか分からない。杏は美しく咲き誇っていた。私には誇れることが無いからだろうか。何もしたくないと思いつつも夜飯の支度だけはした。

今夜は八宝菜風餡掛け野菜炒めを市販の皿うどんに載せて食べよう。刻みオクラ大根おろしと味噌汁を添えて。