気不味い雨

帰国した夫を私があからさまに煩わしがったその夫婦間の様子を表すかの様な気不味い雨の一日となった。満開の桜を散らす様な寂しい雨でも有った。煩わしさと寂しさで鬱ぎ気味だった私だが、新たなコミック誌の世界に入ることに因って少し気持ちを持ち直せた。

今夜は焼き焼売とセロリウィンナ炒めと冷奴と味噌汁を作った。夫はシンガポールの屋台で食べ過ぎたので暫くは食べ控えたいとのことだった。