入学式

幼い児童の門出を校門の前の二本の染井吉野がちょうど満開で祝っていた。キャッキャという声に引かれて上から眺めていると桜が初々しい子達を包み込んでいるようだった。ちゃんと入学式に華を添えることができて命短き桜も本望だっただろう。ちなみに今日の白立て看板は「入学式」の三文字のみで他の言葉は見当たらなかった。

今夜は広島お好み焼きを作った。手慣れてくると意外と簡単料理だなと思ったが、やはり夫の巨大お好み焼きはしんどい。その大きさは夫と息子と私の三枚で普通サイズのキャベツ一玉を費やしたんだから。