定刻コール

父の様態が日々変化するので、毎日定刻に母へ電話を入れることにした。母の声を毎日聞くようにすればその声のトーンで父母の様子が伺えるだろうと思ったからだ。すると母はまるで恋人からの電話を待つように私からのコールを待っていてくれて、今日十数分遅れて掛けたら開口一番「今日は遅かったね」だった。それは父が少し良くなったことを報告したい母の気持ちの表れだった。

今夜はタンドリー風チキンとスパゲッティサラダと京水菜竹輪の炒め物と冷奴と味噌汁を作った。